出会い辞典

婚活系以外の出会いアプリが危険な訳

出会いアプリは、GoogleやAppleのストアの規約に反している物も多く、出会い系サイトよりも犯罪が多いということが警察庁の統計で出ています。アプリは気軽に出会えるように感じますが、真面目な婚活アプリ以外は危険な物も多い事を理解しておきましょう。

なぜ大半の出会いアプリが危険なのか?

チャットを利用した出会い系アプリが一時ものすごい勢いで流行っていましたが、実はそもそもがルール違反のアプリばかりでした。
Android、iosの双方共にアプリ内でのアダルトというのは禁止事項のはずなのですが、実際にアプリを検索していくと、大人の関係を匂わす表現が多く存在する状況になっていました。

都度、アプリストア側も削除をしていたので、下手をすると数日でアプリが無くなる事というのも日常茶飯事でした。
大手出会い系サイトも何回か削除をされていますが、それもアダルト掲示板の存在が原因だと言われています。

では、なぜ消されてまでもアダルト系のアプリを上げるのかというと、結論としては人が集まり儲かるからでしょう。広告で運営していない所であれば、サクラを入れていたとしても不思議ではありません。

ガッと人を集めて、サクラを入れてお金を稼いで、アプリが消されたら姿を消す様子は想像に難くないです。

下手をすると出会い系サイトの方が安全

婚活系の真面目なアプリを除き、大半の出会いアプリは出会い系サイト規制法の対応を行っていません。

本来であれば、「インターネット異性紹介事業 届出済み」の表記と共に、「受理番号」を記載するべきですが、大半の出会い系アプリにはそういう表示がありません。
つまり、出会い系サイト規制法で定められた適正な運用方針に則っていないということになります。

また、出会い系サイト規制法自身が出会いアプリ等に対応しきれていない側面もあります。つまり、アプリなのにインターネット異性紹介事業の届け出をしているということは、かえって信頼できると言えるでしょう。

また、現時点でインターネット異性紹介事業の届け出をしているアプリは大手出会い系サイトか婚活を中心とした真面目なマッチングサービスしかありません。

公的な情報に出ている出会いアプリの危険性

警察庁の出している情報(平成28年におけるコミュニティサイト等に 起因する事犯の現状と対策について)を見れば分かるのですが、そもそも平成20年に出会い系サイト規制法が改正された時点で、かなり出会い系サイトがらみの事件は減っています。

現在、本当に怖いのは出会い系サイト以外の、SNSや出会いアプリです。出会い系サイトの40倍以上(出会い系サイトの42件に対して、SNSやアプリで1,736件)の被害が出ています。
また、SNSやアプリの犯罪数は、以前の出会い系サイトよりも多くなり低年齢化しているという特徴もあります。

一般の出会いアプリは業者の温床

また、出会いアプリで良い人と出会えたと思ったら、すぐにLINEやカカオトークに誘導されて、最終的には商品を購入させられそうになったリ、アプリをインストールさせられたりという経験はないでしょうか?

そういった業者も出会いアプリでは放置されている傾向にあります。
いずれ消されるかもしれないという事を前提に作っている為に、アプリを活発に動かしてくれるそういった業者を放置しても何ら問題ないというスタンスなのかもしれません。

信頼度で言えば婚活系のみか?

逆に信頼できるアプリと言えば、プロフィールやメッセージの審査をきちんとしている婚活系のアプリでないでしょうか?
feliz、omiai、pairsなどの婚活系のアプリは、Facebookとの連携はもちろんの事、プロフィールの確認がしっかりとされています。

また、メッセージにも認証が入っていますし、マッチングしないとコミュニケーションも取れないので、本気で利用しないとコミュニケーションもままならない、きちんとしたサービスです。

もちろん、インターネット異性紹介事業の届け出をきちんと出しており、法令にのっとって運営をされていますので、信頼度は高いでしょう。

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